キーとは調のことです。 キーによって音楽的に安定する音やコードが決まってきます。
メジャーキーやマイナーキーなどがあります。
そもそも音楽理論というものは音楽があっての理論です。 とても大きな話で見てみましょう。
音楽というものは大昔からあります。 しかし、音楽理論ができたのは音楽というものを研究した人が出てきてからです。 その音楽理論を研究した人は考えました。
この曲はなんでこんな雰囲気がでるのだろうか?
そこで、その曲を構成する音を拾い出しました。 また、その曲にとても似ている雰囲気を持つ曲の音も拾い出しました。 そうやってたくさんの似た雰囲気をもつ曲をたくさん調べました。
そうしていくと、あることに気付きます。
拾い出した音は似通った音階を使っている。
それがスケールであり、キーだったのです。
そのスケールがメジャースケールだったらメジャーキーと名付け、 マイナースケールだったらマイナーキーと名付けることにしました。
(実際は、いろいろな議論があったはずですw)
メジャーキーでもマイナーキーでもそれぞれ12種類ありますので、 その12種類を判別するために、キーに値するスケールのもっとも安定した音を 使ってキーの種類を判別することにしました。
それで、12種類のキーを見分けます。
C D E F G A B のCメジャースケールであればキーはCです。
C D E♭ F G A♭ B♭のCマイナースケールであればキーはCmです。
キーというのは音のグループのことです。 ある一つの音のことだということではないことを理解しましょう。
Cメジャーキーのキーを1音あげると言った時には、 Cの音を1度上げるのではなく、 Cメジャースケールそのものを1度上げる必要があります。 Cメジャーキーを1音あげたものはDメジャーキーとなるわけです。 D E F# G A B C#
まずはこのメジャーキーとマイナーキーの理解をすれば基本は大丈夫です。
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